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  日常に起こったくだらないことや、趣味のこととか、ハマってるものとか、そんなことをつらつら不定期に書いていくつもりです。
                       
   
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長々と書いてた日記が消えましたが何か?



昨日の予告通り
今日は午後から図書館に行って
閉館時間まで居座ってました


とりあえず
「あらしのよるに」を確保して


新刊にあった
「(なんたら)狼異神伝」
(狼の前の一文字を忘れました)
をずっと読んでました


読み終わって閉館まで30分くらいだったので
もう二冊ほど選んで
計三冊借りて帰りました



読んでる途中にマンガのネタが一つ浮かんで
帰りにひねくり回してるうちに没りました
よくあることです




帰ってから夕食を挟んで
ずっと「あらしのよるに」を読んでいて
さっき読み終わりました


続きは感想なんですけど
軽くイッてる感想なんで
ご注意です    

   
「あらしのよるに」は
映画化前から知ってて好きでした

何故か母が最初と最後だけ買ってきました

間は図書館で借りました



そして小説
こっちも書いてる方は同じ「きむらゆういち」さんですが

面白かったです

笑いました



べつに
バカらしいとか
ギャグが面白かったとかではなく

ラブロマンスに見えて仕方なかった



とりあえずオオカミのガブにつっこみたい

それは恋わずらいだと


そもそも読んでると
二匹の言葉の選択がいろいろおかしい


次にいつか会おうかというのを切り出すのに

「もう、じれってえなあ。」
もっと他に言い方あるだろう


ヤギのメイに「わたしたちだけの秘密」と言われたら

「オイラ、ドキドキしちゃいやすよ」
ちなみにメイに会うたびにガブには「照れる」という描写が使われる


あげくに

「あんたが好きなんす」

言い切りやがった



メイもメイで

「よこれでやっとわたしたちだけになれましたね」
とか
「私、ガブが大好きなんだ」
など・・・


そして外野も黙っちゃいない

「おまえはアイツとつきあってたんだな」
「お付き合いすりゃあ」


黙れ

何故「仲良し」ではなく「付き合う」という言葉を選ぶのか
じゅうぶん置き換えられるのに・・・


そして文章自体にもなにかおかしな単語が

逃避行

とかやたら多く使われてるし
(思わず赤字にしてしまった)

一番強烈だったのは

禁じられた関係

ロミオとジュリエットか?


もはや狙っていると感じるほど





抜き出したせいで実際以上に変な言葉に見えるのは確かですが

言葉は一字一句変えていません



しかも二匹が会ってる描写が
いちゃいちゃカップルに置き換えても遜色がないくらい
が飛び散ってるように見える

人外好きフィルターだけのせいではないと思う


もともとヤギのメイは

オス

のつもりで書かれていたはずなのですが
作者すら「この二匹の関係は、限りなく人間の男女関係に似ている」
と言ってしまっています
【引用】<きむらゆういち著、「あらしのよるに 恋愛論」、2005年>



小説版の発行が「恋愛論」の翌年だから
・・・きむらさん・・・狙ってないか?


っつーか物語後半から
だんだんメイの口調が
女口調になっていくのは

私の気のせいか?




でも普通に面白い話し

絵本とか映画とかも見てると
ああ
この時メイはこんな事考えてたんだな
とか思える


そして絵本とか映画とか見ていたからこそ

エピローグでビビった


こっから先ネタバレ!
注意















絵本も映画も
マンガだって


ガブが失った記憶を取り戻して
二人で月を見つめてハッピーエンドだった

もちろん
小説だってそうなると思いました
最終章まで読んでそうだった

読んで良かった良かったとニコニコしてたら

続きがある
エピローグだ〜と喜んでたら



え・・・







二匹とも丘の上で月を見上げながら
息絶えました









ウソだろオイ!!




私の涙腺はかなり堅いです

私を感動で泣かそうと思ったら
かなり感動する映画を
涙腺弱い人5人以上と一緒に見せるなどして
もらい泣きさせるなどの処置を行わないと
なかなか泣きません

小説なら無音で読ませてください

確実な方法をとりたいなら

暖かい部屋でタマネギ切らせてください



そんな私が悲しくて涙ぐんでしまいました
音楽をかけていたからそれですみましたが
無音だったらこぼれていたと思います




でも

もともと「あらしのよるに」シリーズは
「ふぶきのあした」で終わるはずだったと聞きます

読者の要望に応え
「まんげつのよるに」
を書いたとか

小説ということで
対象年齢もそれなりに上げられて
やりたい最後を書けたのかなという気がします


この終わりも切なくて素敵です



メイの亡骸を胸に抱いて歌うガブのそれは

自分とメイのための鎮魂歌だったのでしょうか


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