一人暮らしを初めて3年目
出ました
出たんです
とうとうヤツが出たんです
今日は私とヤツの闘いの一部始終を皆様にお伝えしようと思います(やめろ)
めちゃくちゃに長いです
出ました
出たんです
とうとうヤツが出たんです
今日は私とヤツの闘いの一部始終を皆様にお伝えしようと思います(やめろ)
めちゃくちゃに長いです
昨晩は
翌日の絶望的なテストのために
統計学の問題をひたすらにといておりました
この時期です
蒸し暑さにノドが渇いて
冷蔵庫の中のお茶を求めて
引き戸を開けたのです
引き戸の枠は黒い色をしておりますが
視界の下方で
引き戸の黒とは異なるタイミングとスピードで動く
黒い物体
ヤツだ
Gだ
声も出ません
私はどうしようもなく驚くと硬直してしまいます
私を驚かして何か反応があるということは
そこそこ驚いているということ
反応がない時は
驚きどころがわからなかったか
冗談じゃないくらいビビりまくっている時です
今回の場合
間違いなく後者です
同じGなのに
ゴジラやガメラとは違うこの嫌悪感
どうしてくれよう
Gを刺激しないように
スっと身体を退き
状況を把握します
まずデカイ(怒)
私の人さし指の第二関節くらいあります
3、4cmです
まぁ構いません
的は大きな方が確実です
ええ
出てきた時から見逃すなんて選択肢はありません
完全抹殺
それ以外はありません
Gの現在地は
壁際においてあるインターネット用の機器
それを乗せている小さな段ボール箱と壁の間
そこにGはいます
力いっぱい段ボール箱を押せば
Gの息の根を止められるかも知れない
しかしヤツは壁に上りかけています
段ボールの角が重なるかどうかの位置
失敗は
もっとも恐るべき攻撃
飛行
を触発させる可能性があります
ですが野生生物との闘いは
一瞬の判断が生死を分けます
チャンスを見た瞬間それをモノに出来なければ
次にチャンスが来るという保証は
ないのです
すぐさま段ボールに足をかけ
バァン
はずしたあぁぁぁ
やはり目測どうり
段ボール箱は完全にGにはあたらず
致命傷を与えるには至りませんでした
私が距離をとる間に
Gはさらに上に上ります
しかしGの脚を負傷させるコトに成功しました
幸ながら飛行攻撃もまだ受けていません
もう失敗は許されません
任務完全遂行のため
武器を探します
丸めた新聞なんぞでは
Gの外殻を打ち破るには
いささか不安があります
コンマ一秒が勝敗を分けるこの瞬間
早くGに対抗しうる武器を手にしなければ
勝利はありえません
その時
希望の光が見えました
翌日の民法総則のテストに使う
六法
重厚なそれは
Gを打ち破るには十分な攻撃力があり
側面が平らなのでより確実な攻撃が可能です
即座に新聞紙と組み合わせ
(翌日使い物にならないと困るので)
再びGと向き合います
トコロがヤツの高さはせいぜい私のヘソ程度
この位置への攻撃は
スピードもパワーも最大限に発揮できません
手をこまねいていると
Gがさらに上り始めた
私に勝負を挑もうとでも言うのでしょうか
その心意気
真っ正面から受けてあげましょう
くらええぇぇぇ!!
芯でとらえました
いつもノロノロしている私ですが
イザとなれば
飛んでる蚊やハエをつかみ取りできます
三次元を逃げ回る奴らに比べたら
活動範囲が平面のGなんぞ
とるに足らぬわ!
さらに確実な勝利をモノにするため
ぐっっっと押し込みます
ミチって言ったあぁ(泣)
しかしこの音は確実にヤツを仕留めたという証
ということでサッサと始末しようと思いつつも
その後数分間動けませんでした
だって
潰れたGなんて見たくない
ぜったい中身出てるし
結果的にはすっかり新聞紙に引っ付いていたので
なんとか潰れたGを見ることはなくゴミ箱へ
壁を拭いて戦闘終了
やった
私やりましたあぁ
直後には
六法1冊で
ゴジラに立ち向かえる気がしました
しかし壁に張り付いたGをしばし凝視した時
スピードと機敏性を追求したあの無駄のないフォルムに
一瞬美しさを感じたのは
やはりGも生物なのだということなのでしょう
翌日の絶望的なテストのために
統計学の問題をひたすらにといておりました
この時期です
蒸し暑さにノドが渇いて
冷蔵庫の中のお茶を求めて
引き戸を開けたのです
引き戸の枠は黒い色をしておりますが
視界の下方で
引き戸の黒とは異なるタイミングとスピードで動く
黒い物体
ヤツだ
Gだ
声も出ません
私はどうしようもなく驚くと硬直してしまいます
私を驚かして何か反応があるということは
そこそこ驚いているということ
反応がない時は
驚きどころがわからなかったか
冗談じゃないくらいビビりまくっている時です
今回の場合
間違いなく後者です
同じGなのに
ゴジラやガメラとは違うこの嫌悪感
どうしてくれよう
Gを刺激しないように
スっと身体を退き
状況を把握します
まずデカイ(怒)
私の人さし指の第二関節くらいあります
3、4cmです
まぁ構いません
的は大きな方が確実です
ええ
出てきた時から見逃すなんて選択肢はありません
完全抹殺
それ以外はありません
Gの現在地は
壁際においてあるインターネット用の機器
それを乗せている小さな段ボール箱と壁の間
そこにGはいます
力いっぱい段ボール箱を押せば
Gの息の根を止められるかも知れない
しかしヤツは壁に上りかけています
段ボールの角が重なるかどうかの位置
失敗は
もっとも恐るべき攻撃
飛行
を触発させる可能性があります
ですが野生生物との闘いは
一瞬の判断が生死を分けます
チャンスを見た瞬間それをモノに出来なければ
次にチャンスが来るという保証は
ないのです
すぐさま段ボールに足をかけ
バァン
はずしたあぁぁぁ
やはり目測どうり
段ボール箱は完全にGにはあたらず
致命傷を与えるには至りませんでした
私が距離をとる間に
Gはさらに上に上ります
しかしGの脚を負傷させるコトに成功しました
幸ながら飛行攻撃もまだ受けていません
もう失敗は許されません
任務完全遂行のため
武器を探します
丸めた新聞なんぞでは
Gの外殻を打ち破るには
いささか不安があります
コンマ一秒が勝敗を分けるこの瞬間
早くGに対抗しうる武器を手にしなければ
勝利はありえません
その時
希望の光が見えました
翌日の民法総則のテストに使う
六法
重厚なそれは
Gを打ち破るには十分な攻撃力があり
側面が平らなのでより確実な攻撃が可能です
即座に新聞紙と組み合わせ
(翌日使い物にならないと困るので)
再びGと向き合います
トコロがヤツの高さはせいぜい私のヘソ程度
この位置への攻撃は
スピードもパワーも最大限に発揮できません
手をこまねいていると
Gがさらに上り始めた
私に勝負を挑もうとでも言うのでしょうか
その心意気
真っ正面から受けてあげましょう
くらええぇぇぇ!!
芯でとらえました
いつもノロノロしている私ですが
イザとなれば
飛んでる蚊やハエをつかみ取りできます
三次元を逃げ回る奴らに比べたら
活動範囲が平面のGなんぞ
とるに足らぬわ!
さらに確実な勝利をモノにするため
ぐっっっと押し込みます
ミチって言ったあぁ(泣)
しかしこの音は確実にヤツを仕留めたという証
ということでサッサと始末しようと思いつつも
その後数分間動けませんでした
だって
潰れたGなんて見たくない
ぜったい中身出てるし
結果的にはすっかり新聞紙に引っ付いていたので
なんとか潰れたGを見ることはなくゴミ箱へ
壁を拭いて戦闘終了
やった
私やりましたあぁ
直後には
六法1冊で
ゴジラに立ち向かえる気がしました
しかし壁に張り付いたGをしばし凝視した時
スピードと機敏性を追求したあの無駄のないフォルムに
一瞬美しさを感じたのは
やはりGも生物なのだということなのでしょう
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